2012年 09月 27日
ウェルズの宇宙戦争読了
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バラと指輪と並行で読んでいたので、終わらせたくてこっちを先に読んだ。
鬼気迫る心理描写にドキドキして、最後に奥さんと再会するシーンでは思わずほろり。涙ぐむか。マジで。
トム・クルーズの宇宙戦争映画再放送を夏あたりにTVで見て、それでふと読む気になり、リストに登録しておいたのだが、あそこまで徹底的に無敵なわけじゃなかった本家火星人。
最初の戦闘でトライポッド(三脚)1こやっつけているし、手に汗握る戦艦との激闘では1こやっつけ、また爆発で1こやっている。
牧師補にふりあげた包丁を直前で切り替え柄で殴るあたりも、ドキドキした。
この作者、異常に語彙が豊富な気がする。
わからない単語が出てくるたびに、前章の中でその単語が出ているかどうか、たまにチェックしてみるのだが、かぶっている語彙がほとんどなかった。
しかし単語がわからないからといって、読みにくいかというとそんなことはない。読みやすい部類に入ると思う。
図書館の児童用スペースで、ハックルベリー・フィンとラストオブモヒカンの邦訳を借りてきたのだが、この年にして読んで、ラストオブモヒカンはさっぱり意味がわからなかった。文字を追うのが苦痛なぐらい。しかも別に下手な訳者じゃない。
ハック・フィンは有名な訳者で、邦訳も感動ものだったが、やはり大人の身で読んでも難解。これは挫折するのわかる。
今回の宇宙戦争には、そういうのがなかった。心理の変遷も人間としてよくわかる感じで共感しやすい。
しかし、イギリスにそんなたくさん集中してトライポッド落とす(しかも時間差)、火星人優秀。
鬼気迫る心理描写にドキドキして、最後に奥さんと再会するシーンでは思わずほろり。涙ぐむか。マジで。
トム・クルーズの宇宙戦争映画再放送を夏あたりにTVで見て、それでふと読む気になり、リストに登録しておいたのだが、あそこまで徹底的に無敵なわけじゃなかった本家火星人。
最初の戦闘でトライポッド(三脚)1こやっつけているし、手に汗握る戦艦との激闘では1こやっつけ、また爆発で1こやっている。
牧師補にふりあげた包丁を直前で切り替え柄で殴るあたりも、ドキドキした。
この作者、異常に語彙が豊富な気がする。
わからない単語が出てくるたびに、前章の中でその単語が出ているかどうか、たまにチェックしてみるのだが、かぶっている語彙がほとんどなかった。
しかし単語がわからないからといって、読みにくいかというとそんなことはない。読みやすい部類に入ると思う。
図書館の児童用スペースで、ハックルベリー・フィンとラストオブモヒカンの邦訳を借りてきたのだが、この年にして読んで、ラストオブモヒカンはさっぱり意味がわからなかった。文字を追うのが苦痛なぐらい。しかも別に下手な訳者じゃない。
ハック・フィンは有名な訳者で、邦訳も感動ものだったが、やはり大人の身で読んでも難解。これは挫折するのわかる。
今回の宇宙戦争には、そういうのがなかった。心理の変遷も人間としてよくわかる感じで共感しやすい。
しかし、イギリスにそんなたくさん集中してトライポッド落とす(しかも時間差)、火星人優秀。
by wagta_il
| 2012-09-27 19:26
| literature